XNA Game Studio 3.1 の新機能
 

このリリースの新機能

Microsoft XNA Game Studio の新機能および変更点について説明します。

  • 新しく追加された XNA Framework の機能
  • 概念に関するヘルプの新しい資料
  • 開発環境とツールの変更点
  • XNA Framework API の変更点

新しいフレームワークの機能

  • アバター
  • Xbox LIVE パーティー
  • ビデオ
  • オーディオの機能強化
  • コンテンツ パイプラインの機能強化

アバター

アバターは、アニメーション表示された 3D キャラクターです。Xbox ダッシュボードでは、アバターを使用して、ローカルの Xbox 360 本体にサインインしているゲーマーと、ゲーマーのフレンド リストに含まれているプレイヤーおよび Xbox LIVE パーティーに参加しているプレイヤーを描画します。Xbox ダッシュボードだけではなくゲーム タイトルの中で描画することも可能なので、プレイヤーが操作するキャラクターやその他のゲーム内のキャラクターとしてアバターを使用することができます。

概念

アバターを使用したプログラミング

  • Xbox 360 本体をターゲットとする XNA Game Studio アプリケーションでのアバターのサポートについて説明しています。

タスク

方法 : AvatarRenderer を使用したアバターのレンダリングとアニメーション表示

  • AvatarRenderer クラスと標準的なアニメーションを使用して、ゲーマーのアバターをレンダリングおよびアニメーション表示する方法を説明しています。

リファレンス

AvatarAnimation

  • 標準アニメーション (称賛など) を使用してアバターをアニメーション表示するためのメソッドとプロパティを提供します。

AvatarDescription

  • アバターの記述データのメソッドとプロパティへのアクセスを提供します。

AvatarExpression

  • 左右の眉など、アバターの顔の各種構成要素が含まれます。

AvatarRenderer

  • 標準アバターをレンダリングするためのメソッドとプロパティを提供します。

SignedInGamer.AvatarChanged

  • ゲーマーのアバターが変化したときに発生します。

SignedInGamer.Avatar

  • ゲーマーを表すアバターの記述データ。

AvatarAnimationPreset

  • アバターの標準アニメーションを定義します。

AvatarBone

  • アバター モデルの役に立つボーンのリストを定義します。

AvatarEyebrow

  • アバターのまゆ毛の標準アニメーション テクスチャーを定義します。

AvatarEye

  • アバターの目の標準アニメーション テクスチャーを定義します。

AvatarMouth

  • アバターの口の標準アニメーション テクスチャーを定義します。
Xbox LIVE パーティー

Xbox LIVE パーティーを使用することで、それぞれのゲーマーが、同じマルチプレイヤー セッションで同じゲームをプレイしていない場合でも、通信できるようになります。Xbox LIVE パーティーは最大 8 人のゲーマー間での相互ボイス チャットをサポートしています。ゲーム プレイ、ビデオ鑑賞、音楽鑑賞、マーケットプレースの閲覧など、その時点で各ゲーマーが Xbox 360 で何をしているかは問われません。Xbox LIVE パーティーによるチャットでは、ゲーマーが、ゲームプレイ セッションの前、セッション中、およびセッション後も接続された状態が維持され、タイトルを切り替えてもその状態が保持されます。さらに、ゲーマーは容易かつ迅速にパーティーに参加しているメンバーと一緒にマルチプレイヤー ゲームに参加できます。

タスク
方法 : LIVE パーティーのサポートの追加

  • Xbox LIVE インディーズ ゲームに LIVE パーティーのサポートを追加する方法を説明しています。
リファレンス
LocalNetworkGamer.SendPartyInvites

  • 現在のゲーム セッションに参加していないすべてのパーティー メンバーにゲームへの招待を送信します。
SignedInGamer.PartySize 

  • 現在のパーティーのサイズを取得します。
Guide.ShowPartySessions

Guide.ShowParty
 
ビデオ

XNA Game Studio で、ロゴやスプラッシュ スクリーンの表示、カット シーン、その他のゲーム内でのムービーなどを描画するために使用できる、ビデオ再生の機能がサポートされました。
 
XNA Framework API により、次の機能がサポートされます。 

  • フルスクリーンでのビデオ再生 
  • ゲーム内の単純なテクスチャーに対してのビデオの貼付 
  • ビデオの一時停止、再生、停止などの制御 • 再生時間、サイズ、フレーム レートなどのビデオのプロパティの取得 
  • 音楽、台詞、またはその両方が含まれているかどうかなどの、オーディオ トラックのタイプと使用方法の判断 
  • 複数のビデオ ストリームの同時再生
タスク
方法 : ビデオの再生 

  • VideoPlayer を使用してビデオを再生する方法を説明しています。

方法 : 3D 空間でのビデオの再生

  • VideoPlayer を使用して、クワッドのサーフェスでビデオを再生する方法を説明しています。

リファレンス
Video

  • ビデオを表します。

VideoPlayer 

  • ビデオの再生、一時停止、再開、および停止を行うためのメソッドとプロパティを提供します。VideoPlayer では、リピート、ボリューム、および再生位置の情報も公開します。

VideoSoundtrackType

  • ビデオの VideoSoundtrackType を取得します

オーディオの機能強化

このバージョンの XNA Game Studio には、SoundEffect.Play の新しい使用パターンが含まれています。Play 関数の呼び出しによって再生されたサウンド インスタンスは、再生の終了時に自動的に破棄されます。また、SoundEffect.Play によって、再生処理の成功または失敗を示すブール値が返されます。

タスク

方法 : 基本的な 3D ポジショニング エフェクトの SoundEffect への適用

  • 3D ポジショニング エフェクトを SoundEffect に適用する方法について説明しています。

方法 : サウンドのピッチまたはボリュームの変更

  • 再生するサウンドのピッチとボリュームを変更する方法について説明しています。

コンテンツ パイプラインの機能強化

コンテンツ パイプラインのセマンティクスが変更され、カスタム型の追加がより容易になりました。

リファレンス

ContentSerializerRuntimeTypeAttribute

  • このオブジェクトの対応するランタイム型を指定するカスタム属性。

ContentSerializerTypeVersionAttribute

  • このオブジェクトの対応するランタイム型のバージョンを指定するカスタム属性。

ContentTypeWriter.CanDeserializeIntoExistingObject

  • 既存のオブジェクトへの逆シリアル化が可能かどうかを確認します。

概念に関するヘルプの新しい資料

グラフィック
XNA レンダリング パイプライン

  • XNA ゲームのグラフィック レンダリング パイプラインの概要を示しています。
モデル ボーンとは
  • モデル ボーンとは、3D モデルでメッシュの位置を他のボーンに対して相対的に表した行列のことです。

開発環境とツールの変更点

Visual Studio の変更点

XNA Game Studio 3.1 では、3.0 プロジェクトと 3.1 プロジェクトの両方がサポートされます。これには、3.0 から 3.1 へのアップグレードのサポートが含まれます。

タスク
XNA Game Studio プロジェクトのアップグレード

  • サポートされている XNA Game Studio プロジェクトのバージョンについて説明し、アップグレード シナリオのガイドと、アップグレードの問題のトラブルシューティングに関するアドバイスを提供しています。
アップグレード ガイド: XNA Game Studio 3.0 から XNA Game Studio 3.1 へ

  • Microsoft Visual Studio 2008 での XNA Game Studio 3.0 プロジェクトから XNA Game Studio 3.1 プロジェクトへのアップグレード方法を説明しています。
アップグレードのトラブルシューティング

  • XNA Game Studio プロジェクトのアップグレードに関するよくある問題について説明しています。
XACT の更新
XNA Game Studio 3.1 には、XACT3 のサポートが含まれています。XACT 3 には、次のような多数の新機能が備わっています。
 
トラックごとにフィルターの有効化が可能。
XACT3 では、トラックごとにフィルターが公開されるようになったため、サウンド デザイナーはフィルターのタイプおよびパラメーター (フィルターの幅およびカットオフ/中心の周波数) を設定できるようになりました。フィルターは、トラックで直接設定することも、RPC によってアタッチすることもできます。サウンド デザイナーは、特定のフィルター パラメーターを設定することも、範囲を指定することもできます。範囲を指定すると、トラックが再生されるたびに、パラメーターのランダムな値を選択します。

xWMA 圧縮フォーマットのサポート
XACT3 では、Xbox 360 と Windows の両方でのソフトウェア処理に対応する xWMA のデコードがサポートされるようになりました。xWMA では、WMA ビットストリーム フォーマットをベースにした軽量ラッパーで、同等品質の XMA と比較して、1.5 ~ 2 倍の圧縮が可能になりました。xWMA は、少ない CPU 負荷でより高い圧縮率を実現できるため、台詞や音楽などのデータに対して非常に有効です。XMA と同様の品質設定により圧縮率を調整しつつ、サウンドのクオリティも調整できます。

XNA Framework API の変更点

Microsoft.Xna.Framework.Content

ContentSerializerRuntimeTypeAttribute

  • このオブジェクトの対応するランタイム型を指定するカスタム属性。
ContentSerializerTypeVersionAttribute

  • このオブジェクトの対応するランタイム型のバージョンを指定するカスタム属性。

Microsoft.Xna.Framework.Content.Pipeline.Serialization.Compiler

ContentTypeWriter.CanDeserializeIntoExistingObject

  • 既存のオブジェクトへの逆シリアル化が可能かどうかを確認します。

Microsoft.Xna.Framework.GamerServices

AvatarAnimation

  • 標準アニメーション (称賛など) を使用してアバターをアニメーション表示するためのメソッドとプロパティを提供します。
AvatarDescription

  • アバターの記述データのメソッドとプロパティへのアクセスを提供します。
AvatarExpression

  • 左右の眉など、アバターの顔の各種構成要素が含まれます。
AvatarRenderer

  • 標準アバターをレンダリングするためのメソッドとプロパティを提供します。
SignedInGamer.AvatarChanged

  • ゲーマーのアバターが変化したときに発生します。
SignedInGamer.Avatar

  • ゲーマーを表すアバターの記述データ。
SignedInGamer.PartySize

  • 現在のパーティーのサイズを取得します。
AvatarAnimationPreset

  • アバターの標準アニメーションを定義します。
AvatarBone

  • アバター モデルの役に立つボーンのリストを定義します。
AvatarEyebrow

  • アバターのまゆ毛の標準アニメーション テクスチャーを定義します。
AvatarEye

  • アバターの目の標準アニメーション テクスチャーを定義します。
AvatarMouth

  • アバターの口の標準アニメーション テクスチャーを定義します。
Guide.ShowPartySessions

Guide.ShowParty
 
Microsoft.Xna.Framework.Media

Video

  • ビデオを表します。
VideoPlayer

  • ビデオの再生、一時停止、再開、および停止を行うためのメソッドとプロパティを提供します。VideoPlayer では、リピート、ボリューム、および再生位置の情報も公開します。
VideoSoundtrackType

  • ビデオの VideoSoundtrackType を取得します
Microsoft.Xna.Framework.Net

LocalNetworkGamer.SendPartyInvites

  • 現在のゲーム セッションに参加していないすべてのパーティー メンバーにゲームへの招待を送信します。
Microsoft.Xna.Framework.Storage

StorageDevice.DeleteContainer

 
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